スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私にアニメを教えてくれた4人の師匠その②

①に続きます。

その③H部さん
Hさんは作画監督で、私より8才程年上でした。
Hさんは男でボーズでスパルタで、怖かったです。
劇場版の新世紀エヴァンゲリオンのレイアウト作業とかしてました。
レイアウトチェックや2原のチェックをしてくれたけれど、教えてくれた、というより「修正載せるから勝手に学んで」って感じでした。
レイアウトチェックしてもらっているときは、6時間ほどHさんの後ろに立たされ後ろから修正を覗いているという教え方だったので、朝ご飯を食べてない私は途中で貧血になり、「トイレ行かせてください……」といって、ふらふらと自分の席に着き、ビタミンの栄養補助のドリンクを飲んで、再び立ち続けた記憶があります。

思い起こせば、私は新人の頃、居間でご飯を食べようと、仕切りになっていたカーテンをつかんだ時に、痛っ!と何かチクっとした大きな物を掴んだことがありました。
私は「誰だこんな所にタワシを置いたのは!」とムカッとしていたのですが、
カーテンめくって、わ!びっくり!
私がつかんだのはタワシではなく、座って電話をしていたイガグリ頭のHさんでした。
ひゃぁぁぁぁぁぁ!(;゚д゚))))))))
すいませんっっっっっ!!となった私は
笑いをこらえきれず、居間で転がって腹を抱えて笑っていました。

今思うと、その頃から目を付けられていたのだと思います。
本当にすいませんでした。(*_*;

でも、毎日ボロボロになりながらも必死で作画と戦う私に、コーンポタージュの缶を差し入れてくれました。
また、チェックの朝は誰よりも早く来て待っててくれたり、発送の為、車で黒猫ヤマトまで出しに行ってくれたり、ツンデレで優しかったです。


その④、M田さん
Mさんは、私が動画の時から「動画では食っていけないから、早く原画にあがりなさい」と気にかけてくれて、動画のうちから原画の事をいろいろレクチャーしてくれました。
当時、根は優しいけど締め切り間近でキレだす怖い作画監督さんがいたので、
怒鳴り声や物が飛んできたり、制作の人を座らせて怒鳴り、罵倒して謝らせたりしていて、今度はいつ私が怒られるかという恐怖と、作画の締め切りの恐怖と1人で戦っていた時に、優しくフォローしてくれた人でした。

精神面を助けてくれたし、作画監督やっていた人なので、よく修正を見ていたのですが、画力の上がるスピードが早く、絵の執着が凄くて、でもなるべくレイアウトの絵の良さを残すという善人さがなんか勉強になりました。
絵は人を表すのだなと感じました。
その後いろいろ教えてくれましたが、絶対に相手を非難せず、否定せず「僕も下手だからわかるよ」と腰が低く、なんて善人なのだろうと不思議で仕方なかったです。(笑)
M田さんは今、キャラデに名前が載っていました。



その⑤
h木さん
hさんは、本当にマイペースで最初は自分の殻に閉じこもって作画をする人でしたが、キャラクター愛、作品愛が凄い人で誰もが皆「上手い」と認めた人でした。
爆発や水のようなエフェクト作画も上手かったですが、キャラをよく読み込んでアクションも日常芝居も上手かったです。
作画監督もやっていた時はhさんの絵には総作監修正が入らなかったり、細かい所も原画に修正入れたりと作品愛が強い人でした。
ただ、気が乗らないと全然カットが上がらないのでスケジュールをいつもぶった切って2原によく回ってきました。
けど、四角い人形が動いているだけのすんごいラフの辺りなので、画力のあるhさんだからこの続きを描けるのであって、普通の人には出来ないレベルだったので、
「hさんの2原が出来たら1人前」という目安にいつしかなっていました。(笑)

スケジュールが無いとみんな作画の絵をふっとばして投げてきたりするのですが、そのたびにhさんは「みんな愛がないねん。締め切りとか言い訳やねん。」といって直していました。

たとえ5カットだろうと30カットだろうと、動画だろうと作画監督だろうと関係なく、キャラクター、作品に愛情を捧げられる人でした。

hさんが夏目友人帳で絵コンテ、演出をやった時、私は人生で初めてそのコンテを読んだだけで泣きました。カメラワークとかもコンテの描き方も上手かったですが、何よりもキャラクターの心情が強く表現されているコンテでした。
これは愛がないと出来ない技だと思います。
hさんには、作品に対する姿勢を学んだ気がします。

他にも沢山の人に、半面教師だったり、尊敬だったり学んだ気がします。

今思うと非常に貴重で充実していて、自分の感性を延ばす期間だったのかもしれません。

そして、みんな個性が強くておかしかったです。
みんなスタジオ抜けて大きい所行ったり、監督になったり、キャラクターデザイナーになったり、フリーになったり、辞めたり、会うことも無いと思いますが、元気で沢山絵を描いて居てくれたらいいなと思います。

4人とかいって増えてましたね。(笑)

何かこれを読んでる方の参考になれば幸いです。
私も沢山教えてもらったので、私が今度出来る限り教えられるようになれたらいいなと思います♪(*^^*)
スポンサーサイト

私にアニメを教えてくれた4人の師匠その①

こんにちは。お元気ですか?私はまぁまぁですね。頭痛が酷いです。

さて、私にアニメや描きとしての生き方を教えてくれた4人の先輩方をご紹介したいと思います。

その①まずはI藤さん。
前のスタジオの先輩というか師匠というか……。
ジブリにいたひとで、紅の豚や思い出ぽろぽろをやっていたと言っていました。同期は確か、もののけ姫や、千と千尋の神隠しの作画監督の安藤雅史さんで、半年後輩がエウレカのキャラデの吉田健一さんと言っていました。
元々学校が同じだったのと、私もその学校に通っていたので親近感も湧いた制か、よく話してくれました。

I藤さんには、レイアウト、原画、普段のとかイメージボードとか見てもらい、修正とかアドバイスとかの考え方とか捉え方とか沢山教えてもらいました。
そして、いつも「陽子(私)ちゃんが1人前になったら、今度はあなたが下の子に教えてあげなさい」と言われていました。
I藤さんには、以外でも人としての生き方を良い意味でも、悪い意味でも教わった気がします。
初めて、私と同じ価値観を持っている人に出会えて、更に先を行く考えを持っていたI藤さんを尊敬していました。

何よりも、作画監督、演出一人で一本やっていて、更に同時に五本別の作品も作画監督として回していて、手が早く、キャラの描き分けも引き出しも多く、そして誰よりも上手く、下書きもせずに一発描きで、全てのカットを作画監督の時点で原画にする事もやり、という偉業が私には圧巻でした。
こんな人が世の中に存在するのかぁと驚きました((((゜д゜;))))

「人なんてすぐ死にたくなる生き物」
「辛ければ描きなんて辞めればいい、他の生き方もある」
「魂のない描いたってしょうがない、お客さんが何を求めているのかを忘れてはいけない」
「何を伝えるべきなのかを常に考えなければいけない」
「机にかじりついて上手くなったって、心が成長していなきゃ何の意味もない。絵なんていずれ上手くなる、外出て遊ぶことも必要、もっと大事なこと見つけてこい」
「自分が作品に引っ張られる事も沢山あるから、自分のやる作品は選びなさい」

「何のために絵を描くのか忘れちゃいけないよ」

みたいな事人生経験を沢山話してくれました。
私が劇場版のエウレカセブンの原画をやらせでもらうとき、I藤さんが作画監督だったので「吉田さんの作品ずっとやりたかったんです、嬉しい」
というと、「○○さんの作品やりたいって言うんじゃなくて、陽子ちゃんの作品をやりたいって言われる方にならなきゃダメ!期待してるから、頑張って。」
って言われたのがいろんな意味で衝撃で、嬉しかったのを覚えています。

私がそのスタジオを去るときも「戻ってくる時は教えて」と言われたまま、I藤さんも別のスタジオに移ってしまったり大人の事情がありまして、すいませんお教えしてません。(笑)

でも、本当の心の内を鋭く見抜いて、ダメだと思った人は基本的には無視、無干渉。やれば出来るかも知れないと思った人にはアドバイス、調子に乗ってる人には非難、罵倒?を。自分に正直なお人でした。
でも、人を信用してない所はあるけれど、優しい人なんだと思います。

自分自身が若いとき好き勝手にやっていて、左手の中指を切断されかけた時、周りの人がいろいろやってくれて、切断せずに済み、人のありがたみに気付いたんだと言ってました。(ヤクザではありません、事故です)
私はI藤さんの背中をいつもみて、どうあるべきか教えてもらい、育った気がします。

その②Sさん。
私に0から絵の描き方、パースの取り方、レイアウトの描き方を面倒見てくださった人です。
Sさん事態、元々アニメーターを志してしたわけではなく漫画画材屋でバイトしていたと言っていました。
月に2回、漫画家コースの先生を小、中学生相手にやっていた事もあり、女性だったので、教え方がとても上手かったです。
劇場の演出とかもやってる人なので、演出的な事を言われることが多かったかも知れません。

そして、私は18才から本格的に絵を描き始めた事もあり、ド下手だったので、かなり苦戦してたと思いますが、最後までさじを投げずに助けてくれました。

やる気と根性だけはあったので、それだけで買われたのだと思います。
だから、私はSさんの前には必ずスタジオ入りし、Sさんが帰るまで帰らないという生活をしていたので、12~16時間労働は普通でした。家もチャリで10分くらいのアパートに越しました。

レイアウトをチェックの時に70%位直されていたので、私は人よりも倍時間を描けないとレイアウトが上がらない為、死にかけました。(笑)
また、新人だった私は、仕事の取り方が分からなすぎて3本~5作品が被って同時進行で別の作品をやっていたので、帰れないことも徹夜も多く、金もなく、またまた死にかけました。(笑)
倒れて点滴打ったりしてたなぁ…。バカだった(笑)

Sさんには「お願いだから辞めることだけはしないで」と言われていましたが、罪悪感で辞めるということが言えず、そっと去りました。
Twitterで多々、私や同僚の悪口を言われている様でしたが、私は本当に感謝してます。(>_<)
今度Sさんは監督をやるそうで、上手くいってほしいなと思います。
力になれればいいのですが、アニメーターに戻ったこと、辞めた事すら言えてないので、祈ることしか出来ません。(笑)

私はこのスタジオで七年間教えてもらっていました。この財産は今の仕事にも十分生かされています。
私は本当に人に恵まれているんだと感じました。
そして、画力と他にも人徳が必要だということも教えてもらいました。

10才~20才離れている先輩だったので、アニメーターの老後についても話せて良かったです。

その②に続く……。

テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

週刊連載アシスタントを終えて…

週刊連載のヤングジャンプ漫画家さんのアシスタントをやらせて頂きました。
すごくみな様良くして頂いて、先生もとても親切で、「陽ちゃん」と皆様呼んで下さいました(*^_^*)
アニメの話をたくさん聞かれて、興味おありなのだと思いました。

一番ビックリしたのは、別の連載を持っている漫画家さんもアシスタントとして、お手伝いされていた事です。
手が早いんだなーと。
いきなり丸ペンにて、背景を描かせて頂けることに。ありがたや…

これがこのまま雑誌に載るんだな~と思うと緊張と興奮で頭がぐるぐる…
城の内部の柱辺りのコマを描かせて頂き…教えてもらいながら。

私を教えて下さった、米様はマガジンの方で連載されていたそうで。
教え方もうまいし、とても親切で、なにより上手かったです。(笑)

漫画アニメでは描き方がやはり違います。

アニメも背景の原図もたくさん描きますが、漫画のようなタッチで描くと怒られたり、
美術監督がいるのでその方に細かい所はお任せしたり。
なりより、作画打ち合わせや美術設定が有るので、勝手に描けない。
被写体との距離や消失点も何となく描くとリテークになるし、演出、作画監督、監督、美術監督、その他いろいろな人の
チェックが入るので、少し絵が変わってたり…。
キャラクター描くことがメインになるので、そこも異なる点だと思います。

逆に漫画は、先生にイメージ描いてもらって、そこから下書き、チェック、ペン入れ、チェック。
割と自由に描かせてもらえるというか、自分の絵がそのまま出る率が高いというか。
その分責任感増すというか…
あるものを描かないで表現する描き方は漫画独特だなと。
白黒も線でつけるので、密度が重要、描きすぎないとか、
地面に設置してる面は太く細く、空気に触れる面は細く薄く、描かない等。
また、少年誌で生える描き方等。

今まで考えてきた描き方とはまた違う、
すっっっっっっっごく勉強になりました。この背景の描き方はイラストにも通じる、メリハリのある描き方。

すごくわくわく興奮止まりませんでした。

勉強しに行っている役に立たない私にも、先生は日給払って下さいました。罪悪感で死にそうになりました(笑)

漫画がすごく身近になりました。

そして週刊で量産している先生もアシスタントさんもハードで、集中力すごいと思いました。
私、すぐ横になりたくなるから見習わないとだ……

貴重な経験でした。お盆休みになってしまう様なので、また機会がありましたらやらせて頂きたいと思います。
(*^_^*)

ちなみに個人制作アニメのyuutubeのurl…https://www.youtube.com/watch?v=nn0il6mYjjQ
誰も見ないと思いますが貼っておきます。第二部、男編も時間があれば作る予定。

丸ベン練習しよー。
そして、ジーパンがきつ過ぎて、軽度のぎっくり腰になったかも。突然痛みが…
接骨院に行きましたとさ

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

コロリドキャンプin奥多摩

東京の奥地でコロリドメンバー達とキャンプしてきました。
ものすごく暑かった。
暑すぎてロッジじゃ寝れなくて、川岸の石の上で深夜三時まで寝てた。(笑)これが冷たくて凄い気持ちいい。私は今地球と一体化している!と感じました。
月がまんまるですごい良かった。
その後アイマスク紛失して徘徊してました。(笑)
インドアな私はキャンプとか凄い久しぶりで、楽しかった(≧∀≦)
アウトドア慣れてる人とか凄い。
人のいつもと違う多面みれて面白かった~。こんな優しい人だったんだ!(笑)とかこんな子供っぽい人なんだ!とか
気遣いできる人なんだ!とか。名前間違えて覚えられてたんだ…(笑)とか。驚きなことも知れたし……

川で泳ぐつもりなかったけど、じりさんが押してきて足はまって胸まで浸かった。
熱中症になるレベルの暑さだからこれが凄い気持ちいいのです。
男性陣の90%は飛び降りしてました。
進められたけど、私は絶対しない(笑)
長江さんがGパンでビショビショにされてたのがとても面白かった。(笑)

ほーんと自然の中で人間は生かされているのだと改めて感じた2日間でした。
あ、そうそう駅の前で何かドラマかなんかの撮影してて、寺島進さんをお初でお目にかかりました。

企画してくれた、まさきさん、柴田さん火を焚いてくれた人、カレー作ってくれた人、テント作った人、初めましての人ありがと~(*'▽'*)
また来年☆★☆

キャンプ中誕生日迎えた人が方が!
おっち~おめでとう!!元気出して~(*^_^*)

ショックな事があって割り切れない気持ちも有ったけど、吹っ切れた!
もう、受け止めるしかないのだ!
爆笑問題、田中さんおめでとう!

よし、仕事がんばるぞ~~。



家帰ったらアザだらけになっていました。(笑)


あ、まだ仮ですが個人で作ったアニメーションできました。
二分の方です。音ついてます。
http://redsuncat.youpage.jp/atelier/atelier.html

テーマ : キャンプ
ジャンル : 旅行

プロフィール

曄月 陽(はなつきよう)

Author:曄月 陽(はなつきよう)
ホームページhttp://redsuncat.youpage.jp/もしくはhttp://redsuncat.xxxxxxxx.jp/
作家支援サービスhttps://enty.jp/RedSunCat

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。